平成25年10月22日
国土交通省は、英国運輸省、在英国日本国大使館、海外鉄道推進協議会及び海外鉄道技術協力協会とともに、英国における世界初の地下鉄開業150周年を祝するとともに、「日本の鉄道の父」と称される井上勝氏を一員とする長州ファイブの来英150周年記念事業として、「日英鉄道協力セミナー」を開催しましたので、その概要をお知らせします。
本セミナーにおいては、日英両国の鉄道政策、日本の鉄道史、日本の最新の鉄道システム、日本企業の欧州での鉄道事業等についてプレゼンテーションを行いました。
日英双方において、当時の日英鉄道協力関係を再認識するとともに、今後の両国の鉄道分野での更なる協力促進、発展への強い期待が示されました。また、英国側より、日本の鉄道システムの安全性、事業採算性等について強い関心が示されました。
なお、本セミナーに合わせ、最新の日本の高速鉄道を紹介するとともに、日英間の鉄道交流の歴史を振り返る「日英鉄道協力展」も開催しました。
1.日 時:平成25年10月10日(木)15:00~18:10
2.場 所:在英国日本国大使館(ロンドン)
3.出席者:
英国側:スティーブン・ハモンド英国運輸省政務次官、ニック・ビッソン英国運輸省鉄道局長、
ロドリック・スミス英国運輸省特別顧問等
日本側:林駐英国日本国大使、
鉄道局羽尾審議官、
東京大学社会科学研究所中村教授、
東日本旅客鉄道(株)小縣副会長、
東海旅客鉄道(株)葛西会長、トーケル・パターソン顧問
日立レールヨーロッパ社アリステア・ドーマーCEOほか
両国合計約180名が参加
4.主な講演内容
林大使の開会挨拶、ハモンド政務次官の基調講演に続き、以下のプレゼンが行われた。
(1)英国の鉄道政策(ニック・ビッソン英国運輸省鉄道局長)
(2)日本の鉄道政策(国土交通省鉄道局羽尾審議官)
(3)日本の鉄道史(東京大学社会科学研究所中村教授)
(4)日本の鉄道システムの特色(東日本旅客鉄道(株)小縣副会長)
(5)新幹線及び超電導リニア(東海旅客鉄道(株)葛西会長、トーケル・パターソン顧問)
(6)鉄道事業の展望(日立レールヨーロッパ社アリステア・ドーマーCEO)
「日英鉄道協力セミナー」の開催結果について(PDF形式)
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