西村国土交通副大臣は、１月２３日（金）にシンガポールを訪問し、シンガポール高速鉄道セミナーを開催しました。また、シンガポール政府要人と会談し、意見交換を行いました。

１．高速鉄道セミナー
（１）開催概要
　　平成２７年１月２３日（金）１５：００～１７：００
　　シンガポール（マリーナ・ベイ・サンズ　３階ボールルーム”Heliconia”）

（２）議事次第
　　・主催者挨拶（西村国土交通副大臣等）
　　・シンガポール側主賓（ジョセフィン・テオ財務兼運輸担当上級国務大臣）
　　・日本の新幹線の歴史、優位性、整備効果等に関するプレゼンテーション
　　　※隣室にて、新幹線シミュレーター、パネル等の展示会を開催

（３）主な参加者
　　日本側：西村国土交通副大臣、志村鉄道局審議官、深澤ＪＲ東日本副社長等
　　シンカﾞホﾟｰル側：ジョセフィン・テオ財務兼運輸担当上級国務大臣、リー・チュアン・テック運輸省副次官、チュア・チョン・ヘン陸上交通庁副長官　等

（４）主な内容
　　日本側から、高速鉄道の果たす役割、新幹線の技術的優位性、整備効果等に関するプレゼンテーションを行い、日本の新幹線への理解の促進を図りました。シンガポール側からは、多くのご質問をいただき、活発な議論が行われました。

２．シンガポール政府要人との会談
　　２３日（金）に、ジョセフィン・テオ財務兼運輸担当上級国務大臣と面談を行い、新幹線の高い安全性や信頼性、あるいは事業期間トータルで見た場合のライフサイクルコストの重要性などについて働きかけを実施しました。
　　テオ大臣からは、Ｆ／Ｓを実施中であり、詳細を検討中であるが、安全の実績を評価に含めることを検討していること、また日本の新幹線に係る情報や経験の共有に対する評価が示されました。

西村国土交通副大臣のシンガポール出張について（結果概要）（PDF形式）