報道・広報

車椅子利用者の単独乗降と列車の安全な走行の両立に向けた検討を開始
~「第1回 鉄道駅におけるプラットホームと車両乗降口の段差・隙間に関する検討会」の開催~

平成30年10月5日

 鉄道駅においては、車椅子利用者が、駅員等の介助なしでも単独で列車の乗降が可能となることが望まれています。そこで、車椅子利用者の単独乗降と列車の安全な走行を両立しうるプラットホームと車両の段差・隙間に関する検討を行うため、「鉄道駅におけるプラットホームと車両乗降口の段差・隙間に関する検討会」を10月10日に初開催します。

 鉄道駅においては、プラットホームと車両乗降口との間に旅客の円滑な乗降と列車の安全な走行に支障しないような
適切な段差・隙間がありますが、段差・隙間の大きい箇所では、車椅子利用者は駅員等の介助を必要とするため、介助
なしでも単独で列車の乗降を可能とするプラットホームとすることが望まれています。
 そこで、施設・車両の構造等の違いも踏まえつつ、車椅子利用者の単独乗降と列車の安全な走行を両立しうる段差・
隙間に関する検討を行うため、「鉄道駅におけるプラットホームと車両乗降口の段差・隙間に関する検討会」を、下記の
とおり設置します。
                                                                      記
 
 
1.開催日時 : 平成30年10月10日(水)16時00分~18時00分
 
2.場  所 : AP東京丸の内 会議室E・F
          (東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3階)

3.構 成 員 :
  (1)学識経験者
   ・鎌田 実    (東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
   ・川内 美彦   (東洋大学学部教授)
   ・中野 公彦   (東京大学大学院情報学環准教授)
   ・神田 政幸   ((公財)鉄道総合技術研究所構造物技術研究部長)
   ・小美濃 幸司 ((公財)鉄道総合技術研究所人間科学研究部長)
 (2)障害者団体・関係団体
     DPI日本会議、日本身体障害者団体連合会、全国脊髄損傷者連合会、全国自立生活センター協議会、
     交通エコロジー・モビリティ財団、日本車椅子シーティング協会 等
   (3)鉄道事業者等
     東日本旅客鉄道(株)、東海旅客鉄道(株)、西日本旅客鉄道(株)、東武鉄道(株)、京浜急行電鉄(株)、
     東京地下鉄(株)、大阪市高速電気軌道(株)、東京都交通局、東京モノレール(株)、(一社)日本地下鉄協会
   (4)国土交通省
      鉄道局

4.内  容 : ・車椅子利用者の単独乗降と列車の安全な走行に関する現状と課題
          ・車椅子利用者の単独乗降可能な段差・隙間の検証に関する方向性 等
 
5.取 材 等 :  傍聴は不可ですが、撮影は冒頭のみ可能です。
          希望される方は、15時55分までに会場へお越し下さい。                                                                                                                                                                                                                          
          議事概要等は、後日、国土交通省ホームページに掲載する予定です。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:139KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局技術企画課 福元、高橋、稲垣
TEL:03-5253-8111 (内線40702、40704) 直通 03-5253-8546

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