令和6年3月22日

国土交通省は、多様な入札契約方式の導入・活用、施工時期の平準化や地域の担い手育成など、課題を抱える地方公共団体の入札契約改善の取組を支援する「入札契約改善推進事業」について、３つの案件を選定し、今後支援を進めていくこととしました。

○国土交通省では、平成26年の改正により公共工事の品質確保の促進に関する法律（平成17
　年法律第18号）に「多様な入札及び契約の方法」が位置付けられたことを踏まえ、平成26年
　度より、地方公共団体における入札契約制度の改善推進に向け、入札契約改善推進事業^※１と
　して支援を行っています。
　※１ 今回の募集概要は、下記URLを参照ください（募集期間：1月15日～2月22日）。
　　　　https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo13_hh_000001_00210.html
 
○外部有識者^※２の意見を踏まえ、以下のとおり、３つの案件を選定しましたのでお知らせします。
　※２ 入札契約改善推進事業選定・推進委員会（令和6年3月14日開催）　外部有識者委員（敬称略）
    　　　　小澤　一雅　　　東京大学大学院工学系研究科特任教授
    　　　　大森　文彦　　　弁護士・東洋大学名誉教授
    　　　　古阪　秀三      　立命館大学OIC総合研究機構グローバルMOT研究センター客員教授
 
○支援案件については、今後は、国土交通省において別途選定・契約を行う支援事業者を地方
　公共団体に派遣し、外部有識者の助言も得ながら支援を進めてまいります。
 
１．今回選定された支援案件

地方公共団体	支援対象事業
愛知県豊橋市	科学教育施設整備事業
長野県上田市	道路維持管理の包括的民間委託事業
佐賀県伊万里市	包括的維持管理業務モデル事業

 
２．今後の予定
　４月上旬                  　　　　支援事業者の公募
　５月下旬                  　　　　支援事業者の選定
　６月下旬～令和７年３月　　   入札契約改善推進事業による支援の実施