平成20年4月23日

　平成１３年９月の米国同時多発テロ以降、平成１７年７月のロンドン同時爆破テロ事件、平成１８年８月の英国航空機テロ未遂事件、平成１９年６月の英国車爆弾テロ未遂及び空港施設へのテロ事件など、交通機関等を標的としたテロ事件が世界各地で続発しております。

　また、今年は日本がG8サミットの議長国であり、7月には北海道洞爺湖サミット、全国各地でも関係閣僚会合が開催される等、国内外から多数の要人が集まることが予想される中、国際テロの発生、反グローバリズムデモ勢力による暴動の脅威及び右翼・左翼勢力による不法行為が懸念されます。

　このような情勢を受け、これまでも国土交通省においては、国民生活の「安全・安心」の確保を最重要課題の一つとして取組み、陸・海・空の交通機関や空港、港湾、ダム等の重要施設においてテロ対策の強化・徹底を行ってきたところですが、ゴールデンウィークにおいては、大量の輸送需要が集中して発生するとともに、イベント等への多数の人出が予想されることから、改めてテロ対策の取り組みを徹底することと致しました。国民の皆様におかれましては、不自由をおかけすることになりますが、「安全・安心」の確保のため、御協力の程お願い致します。


（参考）
　国土交通省のおける主なテロ対策（平成２０年４月時点）について別紙のとおりまとめ、国土交通省ホームページに掲載することとしておりますのでご参考にお知らせいたします。