国土交通省の後援する国際不動産見本市「MIPIM JAPAN（ミピム・ジャパン）」が平成27年5月20日～21日に初めて東京で開催されました（注参照）。

１．MIPIM JAPAN　（MIPIM : Marché International des Professionnels de l'Immobilier）
（１）日　程　:　平成27年5月20日（水）・ 21日（木）
（２）場　所　:　ザ・プリンス パークタワー東京
（３）概　要　
主 催 : MIPIM JAPAN実行委員会
後 援 : 国土交通省、観光庁、金融庁、東京都
運 営 : リード・ミデム社
参加数　:　入場登録人数2500人以上、出展ブース数56
　　　　　　 30カ国・地域から588団体（うち海外220団体）
　　　　　　（参加数は、5月20日現在の主催者発表速報値）

[1]　各自治体・企業によるブースの展示
　各自治体や参加各社が、主要な都市開発プロジェクト等を展示するブースを展示してその魅力を発信し、海外からの投資家やデベロッパー等のブース訪問者との情報交換等を行いました。
　なお、国土交通省では、日本の都市の魅力や、主要な都市開発プロジェクトの情報を海外に訴求する手法を調査するため、会場内に大型の東京都市模型とタッチパネル式のデジタルツールを併設展示しました。
（参考：会場で展示した情報と同じ内容を発信しているウェブサイト : http://urban-projects.jp）
　また、これにあわせて「TOKYO 150 Projects」及び「The Japan Journal 5月号（MIPIM JAPAN特集：英語・中国語）」の冊子が配布されました。

[2]　各種カンファレンスの開催
　世界から集った不動産分野に精通する有力経済人のみならず、国内外の中央・地方政府幹部が参加してプレゼンテーションやパネルディスカッションを実施し、各都市の強みや開発戦略、その投資の魅力について活発な議論が交わされました。

【主な登壇者】（敬称略）
・三井不動産(株)／不動産団体連合会／（一社）不動産証券化協会　会長　岩沙弘道
・東京都知事　舛添要一
・隈研吾建築都市設計事務所　建築家　隈研吾
・森ビル（株）代表取締役社長　辻慎吾
・スリランカ国内交通大臣　ランジット・マドゥマ・バンダーラ
・元ロンドン市長　ケン・リヴィングストン

[3]　ネットワーキングの実施
　初日の夜に催されたオープニング・カクテルパーティでは、会場内のボールルームに参加者が一堂に会して、太田国土交通大臣、出展各団体の代表、海外からの来賓等による鏡割りや、生演奏によるコンサート等が行われ、活発な交流が行われました。
　また、太田国土交通大臣がバンダーラ・スリランカ国内交通大臣、ポリクロン全米リアルター協会会長の表敬を受けるなど、国土交通省幹部が海外から参加された多数の政府・民間要人と会場内において面談を行いました。

（注）MIPIM とは
1990年から毎年フランス・カンヌで開催されている世界最大級の不動産見本市。
投資家・デベロッパー・設計会社・メーカー・自治体等が一堂に会し、商談や情報収集、シティーセールス等を行う。本年3月は約22,000名参加。

※　写真は「国内自治体展示ゾーン（掲載箇所は東京模型）」「カンフｧレンス（中央はリウﾞｨンクﾞストン元ロントﾞン市長）」の様子
※　MIPIM JAPANの展示・カンファレンスの内容は、http://www.mipimjapan.jp/で公開されています。詳細については、MIPIM JAPAN実行委員会事務局リード・ミデム東京（電話03-6264-0195）までお問い合わせください。

MIPIMの開催について（結果報告）（PDF形式）