平成29年9月28日
国土交通省は、本日、都市公園における樹木の点検・診断の基本的な考え方及び点検・診断を実施する際に配慮すべき基本的な事項についてとりまとめた「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」を策定いたしました。
都市公園は、多様なレクリエーションや自然とのふれあいの場となるほか、都市や地域の防災性の向上、野生生物の生息・生育環境の確保等の多様な機能や効用を有する都市の「みどり」の根幹的な施設です。
一方で、都市公園は、特に高度経済成長期に積極的に整備されたため、多くの樹木は老齢化・大径木化が進行しており、倒伏や落枝による重大な事故等の発生リスクが高まることが懸念されています。
このため、樹木の持つ機能や効用の増進と樹木の安全性の確保を、継続的に両立させていく必要があります。そこで、平成27年4月に示している「公園施設の安全点検に係る指針(案)」のうち、「維持管理段階における樹木の点検」部分に関する別冊として、都市公園における樹木の点検・診断の基本的な考え方、及び点検・診断を実施する際に配慮すべき基本的な事項についてとりまとめた「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」を策定いたしました。
<「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」の入手先>
国土交通省ホームページ http://www.mlit.go.jp/crd/park/shisaku/ko_shisaku/kobetsu/tenken.html
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