報道・広報

主要都市の地価は82%の地区で上昇基調~平成28年第3四半期の地価LOOKレポートの結果~

平成28年11月25日

 

  
    今年7月1日~10月1日を調査対象とした地価LOOKレポートによれば、三大都市圏に加え、地方都市である札幌、仙台、金沢、福岡でも比較的高い地価の上昇が継続しています(上昇地区は82%、前期比6ポイント減)。 
  一方、東京圏及び大阪圏の一部の地区(商業地)では、上昇幅が縮小しました。また、東京圏の一部の地区(住宅地)では、上昇から横ばいへ転じました(横ばい地区は18%、前期比6ポイント増)。
  

 【上昇の主な要因】               
■ 空室率の低下等によるオフィス市況の改善
■ 大都市等における再開発事業の進捗
■ 訪日観光客による消費・宿泊需要
上記要因を背景に、オフィス、店舗、ホテル等に対する投資が引き続き堅調に推移
 
【比較的高い上昇を示した地区】
■ 6%以上の上昇(2地区)
     太閤口(名古屋市)、なんば(大阪市)
 
■ 3~6%の上昇(10地区)
     宮の森、駅前通(以上 札幌市)、中央1丁目(仙台市) 、銀座中央(前期は6%以上の上昇)、日本橋 、新宿三丁目(以上 東京都)、金沢駅周辺(金沢市)、名駅駅前(名古屋市)、心斎橋(大阪市)、博多駅周辺(福岡市)

地価LOOKレポート(主要都市の高度利用地地価動向報告)とは
国土交通省が、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするものです。調査対象は全国100地区で、内訳は以下のとおりです。
■東京圏   :   43地区
■大阪圏   :   25地区
■名古屋圏 :     9地区
■地方圏     :   23地区
調査結果の詳細は、土地総合情報ライブラリー(http://tochi.mlit.go.jp/kakaku/chika-look)にて公開しています。
 

添付資料

公表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省土地・建設産業局地価調査課地価公示室 主任分析官 吉野/分析官 山口/鑑定官 水越 
TEL:03-5253-8111 (内線30366・30367・30363) 直通 03-5253-8379 FAX:03-5253-1578

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