報道・広報

「日インドネシア第3回水資源管理ワークショップ」の結果概要について

平成25年2月6日

 この度、国土交通省水管理・国土保全局水資源部は、インドネシア共和国・ジャカルタにおいて、インドネシア公共事業省とともに、「日インドネシア第3回水資源管理ワークショップ」を開催しました。
 日本国土交通省とインドネシア公共事業省水資源総局では、平成23年1月と平成24年1月にこれまで2回の水資源管理防災ワークショップを実施してきており、今回はそのフォローアップとしての取り組みでもあります。
 今回のワークショップでは、水資源管理分野における維持管理等の人材育成について活発な議論が行われました。この中で、両国の人材育成に係る仕組み等について情報交換が行われ、特に若手技術者の人材育成の重要性を互いに認識するとともに、日本の人材育成事例がインドネシアに参考となると発言があるなど、水資源管理に係る日本の技術や経験に対するインドネシア国の理解を深めることができました。
 これらの成果を踏まえ、今後とも、インドネシア国との一層の協力関係を推進してまいります。

1.日インドネシア第3回水資源管理ワークショップ
(1)日程  平成25年1月29日(火)9:00~12:30
(2)会場  公共事業省 水資源総局・空間計画総局ビル8階 多目的ホール
(3)主催  国土交通省、インドネシア公共事業省
(4)出席者
   〔日本側〕
    国土交通省 菊川国土交通技監
          水管理・国土保全局水資源計画課 宮崎課長
    水資源機構 曽我技師長
     全国建設研修センター 望月専務理事
        JICAインドネシア 小原事務所長
     在インドネシア日本国大使館 ほか
    〔インドネシア側〕
     公共事業省 水資源総局 ハサン総局長 ほか
  (5)結果概要
        ・菊川技監より、1月中旬にジャカルタを含む広範囲で洪水被害が発生したことにお見舞い述べた上で、これまで両国間では、水分野において長年にわたり協力関係を築いてきたこと、
    本ワークショップを契機として、両国の協力関係がさらに強化されることを期待する旨の挨拶がありました。
        ・ハサン総局長より、基調講演にて本ワークショップ開催への感謝の意が示され、水資源管理におけるガイドラインや若手技術者の人材育成の重要性について言及されました。
        ・ワークショップでは、水資源分野における人材育成をテーマに、日本側より、総合水資源管理における人材育成の仕組みや、経験等を発表しました。
        ・インドネシア側より、日本における人材育成の事例は非常に有意義であり、インドネシアでも参考にしていきたいとの発言がありました。
        ・閉会にあたり、インドネシア公共事業省バンバン・ハルゴノ水資源研究所長より、本ワークショップを通して日本側・インドネシア側ともに人材育成は継続していくべきものであることを再認識したこと、
    若手技術者の育成が重要であること等との挨拶があり、今後も両国の持続的な協力を行うことを認識し閉会しました。
 

お問い合わせ先

国土交通省国土交通省水管理・国土保全局水資源計画課 湯原・遠藤・諫山
TEL:03-5253-8111 (内線31253、31254、31214) 直通 03-5253-8390 FAX:03-5253-1582

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