歴史あるところに人あり。
今の荒川は、洪水の逃げ道を作るために、人工的に川を掘ったものであることを水門ネタで説明しましたが、その大工事を指揮(しき)し、岩淵水門(いわぶちすいもん)を設計・完成させた技術者(ぎじゅつしゃ)として、青山士(あおやまあきら)という人物がいました。
青山さんは、日本人で唯一(ゆいいつ)、パナマ運河の建設工事(けんせつこうじ)にたずさわった人で、多くの尊敬(そんけい)を集める技術者です。
古くは、「信玄堤」(しんげんづつみ)の武田信玄(たけだしんげん)も有名ですが、こういった「人」に注目して、その人の苦労や功績(こうせき)について調べてみるのも、いいネタになります。
※放水路の工事と青山さんについて説明した資料はこちらから
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