水害に備える
大雨で川を流れる水が急に増え、その水が堤防(堤防)などを越えてあふれ出ることを洪水(こうずい)といいます。
洪水が起こると市街地(しがいち)では道路が水につかって交通がマヒし、家が水につかったり、がけくずれが起こったりといった水害が起こります。
最近では、平成25年10月に、台風26号がもたらした大雨によって、伊豆大島で大規模(だいきぼ)な土石流(どせきりゅう)が発生し、多くの死傷者(ししょうしゃ)が出ましたし、今年の夏も、台風や大雨のニュースが飛び交っています。洪水は毎年のように起こっています。
国土交通省では、台風や集中豪雨が多い春から秋にかけてを出水期(しゅっすいき)として、洪水に対する備えを呼びかけていますが、大切なことは、一人ひとりが洪水の危険性(きけんせい)を認識(にんしき)し、身を守る意識を持つことです。
家族でも、その点をよく話し合っておく必要があります。