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河川局

水害対策を考える


目次第2章 地球温暖化と水害 > 2-2 80年代後半から洪水被害が急増

2-2-2 2004年、世界の洪水被害

2004年6月から10月においてインド、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、ブータンで大雨・豪雨などによる死者は3800人以上となった。
中国、ベトナム、フィリピンでは台風が原因により1300人以上が死亡し、台風に伴う豪雨による洪水被害は、中国、ジブチ、ケニア、ブラジル各地で発生した。特に、ブラジルでは死者160人以上、約23万人避難の大規模災害となった。
また、インド洋西部のマダガスカルではサイクロンで198人が死亡と報じられた。
8月と9月には米国南東部、カリブ海諸国に4つのハリケーンが続々と来襲、洪水などによる甚大な被害があり、米国、バハマなどではハリケーン「アイバン」で100人以上が死亡し、9月のハリケーン「ジーン」は、ハイチで死者2826人の大惨事をもたらした。さらに、カリブ海諸国では5月下旬にも豪雨による洪水・土砂災害が発生し、ハイチとドミニカ共和国を合わせて約2000人が死亡した。


世界の主な洪水・地震  国土交通省河川局「水害レポート2004」から作成

世界の主な洪水・地震 ユーラシア・アフリカ・オーストラリア大陸
世界の主な洪水・地震 南北アメリカ大陸

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