目次 > 第4章 今後の対策の方向性 > 4-2 自助―情報の活用
気象庁と国土交通省、気象庁と各都道府県が共同で発表している「洪水予報」は、特定の河川について堤防の決壊、越水あるいは浸水に対する注意が必要になる場合に発表される。
洪水予報の情報としては「洪水注意報」と「洪水警報」、補足説明などの「洪水情報」の3種類が用意されており、洪水警報の発表後はさらに警戒を強め、市町村が発表する避難情報に注意し、状況に応じてすぐに避難できる準備を整えておくことが望ましい。
洪水によって起こる被害が大きいと心配される河川について国土交通省が管理する207河川、都道府県管理の河川の中から41河川が、洪水予報の指定をされている。
■洪水予報発表の目安