目次 > 第4章 今後の対策の方向性 > 4-5 行政の取り組み(河川管理者の取り組み)
洪水時に河川が氾濫しないよう、河川の改修に当たって行われる対策の基本的なものが以下の方法。
(堤防で区切られた河川の敷地を堤外地、河川の外の敷地を堤内地とそれぞれ呼ぶ)
河道掘削
築 堤
河川を掘削して水の流れる
断面を大きくし水位を下げる
堤防を造り
水の流れる断面を大きくする
かさ上げ
引 堤
堤防をかさ上げし、河川の
水の流れる断面を大きくする
川幅を広げることで
河川の水の流れる断面を
大きくし、水位を下げる
ダ ム
遊水地
ダムで洪水をためて
下流の河川に流れる水の量を
減らし洪水時の河川の水位を下げる
洪水で水があふれそうになったとき、
遊水地で洪水を一時ため、
洪水時の河川の水位を下げる
(社)日本河川協会「河川事業概要2004」(2004年12月)から作成