目次 > 第4章 今後の対策の方向性 > 4-5 行政の取り組み(河川管理者の取り組み)
(4)地下河川と地下調節池
首都圏外郭放水路
地下河川は、地下空間を利用した洪水調節施設で、大規模なトンネルによって河川から洪水を分流させ、他の河川や海へ放流。
首都圏外郭放水路は、延長6.3km、直径約10mの世界最大級の地下河川方式の放水路。
埼玉県の江戸川と中川、大落古利根川にはさまれた国道16号の地下約50mに建設。
2002年から地下調節池として稼動し、中小河川の洪水を直径30m、深さ60mの5本の巨大たて坑に貯留するとともに、地下トンネルを通して江戸川に放流。