8月29日/低気圧
北海道では、オホーツク海の低気圧から南西にのびる気圧の谷の通過に伴い、大気の状態が不安定となって29日明け方頃に渡島半島の一部で積乱雲が発達し、激しい雷を伴う大雨となった。
松前町では6時までの1時間に43.5ミリの猛烈な雨を観測し、5時20分〜6時10分までの1時間に観測された降水量44.0ミリは1977(昭和52)年の観測開始以来第1位の記録となった。このため大松前川が氾らんし、浸水被害が発生した。この雨による北海道の一般被害は住家一部損壊1棟、床上浸水4棟、床下浸水26棟(北海道調べ11月1日現在)となった。 |