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平成11年における一級河川の水質事故の発生件数は、481件であり、平成10年の516件を35件下回った。
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特に上水道の取水停止を伴ったものは、東北地方の北上川水系飯豊川での重油流出事故など23件であり、平成10年の32件より減少している。
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水質事故の原因物質としては、重油、軽油などの油の流出が82%を占め、最も多い。
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自然現象による魚の浮上死等は、水質事故件数に含めていないが、平成11年は15件発生している。
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なお、一級水系については、河川管理者と関係機関により構成される「水質汚濁防止連絡協議会」が全ての水系に設置されており、これらの水質事故等の発生時においては、速やかに情報の収集、通報、連絡を行うとともに、関係機関と連携のもとオイルフェンスの設置等により被害の拡大防止に努めている。
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