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河川局

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記者発表

有珠山泥流の緊急対策を無人化施工で実施




平成 12年4月21日
建   設   省


 北海道の有珠山は、3月31日に23年ぶりに噴火し、現在も断続的に噴火活動が続いています。
 土砂災害防止の観点からは、有珠山に源流を発する渓流のうち、2つの渓流で緊急な問題を呈しています。洞爺湖温泉を流れる西山川、虻田町市街地へ流入する板谷川では、建設省などで構成する土砂災害対策専門家チームのヘリコプターからの目視による調査によると、噴火口の出現と火山灰等の堆積により、熱泥水や二次泥流による市街地への土砂災害の危険性が増大しています。
 これらの渓流は避難指示区域(立入禁止区域)となっているので、建設省では雲仙普賢岳で技術開発した無人化施工技術を活用し、事業主体を北海道として泥流対策を緊急的に実施します。なお、無人化施工機械は九州等から有珠山地区へ搬送しているところです。
〈参考〉
施工内容
    ・ 板谷川遊砂地の築造
    ・ 西山川流路工の左岸側に導流堤を築造
無人化施工機械
    ・バックホウ4台、ブルドーザ2台、クローラダンプ2台、
     移動操作室2台、移動式カメラ車1台、   計11台

無人化施工資料
位置図

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   課長補佐  小林  稔
   電話 03−5251−1885

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