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河川局

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記者発表

住宅設計における浸水対策について

平成13年8月1日
国土交通省 河川局治水課都市河川室
同  住宅局建築物防災対策室
 昨年の東海豪雨をはじめ、毎年全国各地で洪水などによる家屋の浸水被害が発生しています。そこで、このような浸水被害について、居住者や設計者がその被害の実態を知り、被害を防止又は軽減することができるよう、この度「住宅設計における浸水対策マニュアル検討会」(事務局:財団法人日本建築防災協会)を設置し、水害による住宅の被災実態を調査・分析し、浸水による被害が少なくなる建て方、対処の方法等についてまとめ、建築主、設計者、居住者向けのパンフレット「家屋の浸水対策マニュアル」及び対策の具体例をカード形式にまとめたガイドブック「家屋の浸水対策ガイドブック」を作成しました。
主な内容はそれぞれ以下のとおりで、住宅の浸水危険性の把握方法と必要な対策等について、図や写真を用いて分かりやすく説明しています。
「家屋の浸水対策マニュアル」
  最近の水害による被害の傾向及び都市の浸水被害の状況
  浸水対策を考慮した設計方法のポイント
  「家屋の浸水対策ガイドブック」
  家屋の浸水被害の状況及び部位別被害の状況
  浸水対策を考慮した設計手法の具体例
・浸水に強い住宅対策・検討チェックシート
・浸水対策を考慮した設計手法の検討
今後、建築及び河川関係の機関誌や講習会等を通じて、住宅の建築主や居住者に知識の普及を図る予定です。また、この内容については、財団法人日本建築防災協会のホームページ
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/)においても紹介します。

【家屋の浸水対策マニュアル わが家の大雨対策−安心な暮らしのために−】A4版カラー
【家屋の浸水対策ガイドブック 安心な暮らしのために】A4版白黒
    発行:財団法人日本建築防災協会
これらのパンフレット等は、国土交通省河川局、同住宅局、独立行政法人土木研究所、独立行政法人建築研究所、総務省消防研究所、(財)国土開発技術研究センター及び学識経験者から構成される「住宅設計における浸水対策マニュアル検討会」((財)日本建築防災協会内に設置)において調査・検討された内容をとりまとめたものです。 

[ 問い合わせ先 ]      
国土交通省河川局治水課都市河川室 課長補佐 及川  理 (内線35-632)
同  住宅局建築物防災対策室 課長補佐 石原 晃彦 (内線39-564)
<その他一般>財団法人日本建築防災協会 専務理事 今泉 晋 (03-5512-6451)

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