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河川局

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記者発表

平成13年6月梅雨前線豪雨に係る河川等災害関連事業
 及び河川災害復旧等関連緊急事業の実施について
 (二級水系 伊万里川水系新田川、萱村川)

平成13年11月2日
<問い合わせ先>
(災害復旧、河川等災害関連事業担当)
 河川局防災課(内線35714、35772)
(河川災害復旧等関連緊急事業担当)
 河川局治水課(内線35552、35582)
TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 概要
     平成13年6月23日〜24日にかけての梅雨前線により佐賀県北部は豪雨となりました。特に伊万里川水系支川萱村川では川の能力を超えて堤防から水があふれ、3箇所で破堤する等により32戸が浸水する被害が発生しました。このため、下記の治水対策を実施することにより、概ね4年間で、今回と同規模の出水が再来しても、被災箇所のみならず下流の萱村川及び新田川沿川において、河川からのはん濫のない安全な河川となります。

    • 河川等災害関連事業
       被災箇所の河積確保のため、築堤、河道掘削等を実施します。

    • 河川災害復旧等関連緊急事業
       被災箇所下流部において、河積確保のため築堤、河道掘削、調整地及び排水機場の設置等を実施します。

  2. 資料
      事業概要
      パンフレット(PDF形式)

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二級水系 伊万里川水系新田川、萱村川復緊事業概要

  1. 出水の状況
     6月23日、九州南部にある梅雨前線がゆっくり北上し活発となり、23日から24日にかけて、佐賀県北部に記録的な豪雨をもたらした。特に新田川流域の伊万里土木観測所では、時間雨量89mm、3時間雨量137mmを記録し、降り始めからの雨量が242mmとなるなど、集中豪雨となり、平成2年7月以来の大出水となった。
     佐賀県伊万里市の支川萱村川では、流下能力不足のため随所で堤防を越水し3箇所で破堤した。これにより32戸の家屋が浸水するなどの被害が発生した。

  2. 河川等災害関連事業及び河川災害復旧等関連緊急事業(復緊)の概要
     前述した梅雨前線豪雨が引き起こした水害により浸水被害に見舞われた伊万里川水系において実施する河川等災害関連事業と併せて、下流部で河川災害復旧等関連緊急事業(復緊)を実施することにより、今回と同規模の出水が再来しても、被災箇所のみならず下流沿川において、河川からのはん濫のない安全な河川となる。

    河川等災害関連事業の概要

    • 事業主体:佐賀県
    • 位置:佐賀県伊万里市
    • 延長:L=862m
    • 主な事業内容:築堤 1,050m 、河道掘削9,400m3 、護岸工 4,700m2、橋梁1基
    • 事業費:552百万円(災害復旧費379百万円、災害関連費173百万円)
    • 工期:平成13年度〜平成15年度

    河川災害復旧等関連緊急事業の概要

    • 事業主体:佐賀県
    • 位置:佐賀県伊万里市
    • 延長:新田川L=1,580m
         萱村川L=100m
    • 主な事業内容:新田川 築堤1,580m、調整地25ha、排水機場6m3/s増設、水門1箇所
             萱村川 築堤100m、河道掘削4,180m3、橋梁2基
    • 事業費:約39億円
    • 工期:平成13年度〜平成16年度

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