平成13年全国一級河川の水質現況(概要) |
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国土交通省は昭和33年から一級河川における水質調査を実施し、昭和47年から全国の一級河川の水質調査結果を取りまとめ、公表している。
本資料は、平成13年(暦年)における全国一級河川(109水系)の水質調査結果の概要をとりまとめたものである。 |
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○水質調査結果は、環境基準を満足した地点の割合は前年と同じ
83%。BOD75%値は全体の約9割が 3mg/L以下の良好な水質。(p3,p7参照) |
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○BOD平均値が最も良好だったのは、尻別川(北海道)で3年連続の1位。最も悪かったのは、綾瀬川(東京都・埼玉県)で昨年1位の大和川(大阪府・奈良県)が2位に。(詳細ページへ) |
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○主要な湖沼におけるCOD75%値の値は全体として横這いだが、琵琶湖でやや悪化の傾向。(詳細ページへ) |
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○BOD平均値が最も悪かった5河川で、水質の改善状況を平成3年と平成13年で比較。綾瀬川では、平成3年
14.7mg/Lが平成13年に 6.4mg/Lとなり8.3mg/Lが減少するなど5河川で平均30%の改善が認められた。(詳細ページへ) |
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○水質事故は依然として増加傾向にあり、平成4年との比較では約3倍の事故報告。事故原因物質は約8割が重油、軽油などの油の流出。(詳細ページへ) |