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河川局

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記者発表

平成16年全国一級河川の水質現況の公表について
〜 平成16年は、88%の調査地点で環境基準を満足。
平成15年に記録した過去最高の割合(88%)を維持。〜



平成17年9月2日
国土交通省
−全国同時記者発表−

 国土交通省では、昭和33年から一級河川(直轄管理区間)において水質調査を実施しており、毎年、調査結果をとりまとめて公表しています。
 この度、平成16年の全国一級河川109水系1,113地点における水質状況、環境基準等の満足状況、河川ランキング等をとりまとめましたので公表いたします。

<環境基準満足状況、水質状況>
  • 全国で見ると、BOD値(またはCOD値)が環境基準を満足した調査地点の割合は88%で、平成15年の過去最高の割合と同じであった。
  • また、河川の調査地点のうち、BOD値がサケやアユが生息できる良好な水質とされる3.0mg/l以下となった地点は92.4%であった。平成15年を0.2%下回ったものの、引き続き9割以上の地点で良好な水質が確保される結果となった。
※調査結果の詳細は、別添「平成16年全国一級河川の水質現況」(河川環境管理財団発行)をご参照ください。

<河川ランキング>
  • 河川毎に見ると、BOD値による河川平均水質の下位5河川は平成15年と同じであるが、過去、ワースト1位、2位が続いていた大和川が、BODが5.0mg/l以下に改善し、3位となっている。サケやアユが生息できる良好な水質の牛淵川(菊川水系)が2年連続で5位となり、全国的に河川の平均水質は改善されているといえる。
  • 水質改善状況をBOD値の10年間の改善幅で比較すると、大和川が最も大きく(6.2mg/l)、以下、綾瀬川、牛淵川の順に大きい。一方、改善率で比較すると、磐井川(北上川水系)等10年前も比較的水質が良好で平成16年に平均水質が1.0mg/l前後まで改善した河川が上位となっている。
  • 環境基準を満足していない調査地点が1箇所でもある河川は22河川である。このうち多くの河川は、平均水質は良好であるが、一部の地点のみが環境基準を満足できていない状況である。
  • このため、今後の水質改善にあたっては、環境基準を満足していない個々の地点の水質状況とその原因を十分に把握し、個別に適切な対策を講じていくことが必要である。

<添付資料一覧>(PDFファイル 246KB)
  1. 平成16年水質調査結果の概要 ・・・・・・P1
    (1)生活環境の保全に関する環境基準の満足状況
    (2)調査地点の水質状況
    (3)人と川のふれあいからみた水質状況
    (4)水生生物の保全に係る環境基準の満足状況
    (5)ダイオキシン類からみた水質状況
    (6)内分泌攪乱物質からみた水質状況
  2. 水質事故等の状況 ・・・・・・P6
    (7)水質事故の現状
    (8)コイヘルペスの状況
  3. 平成16年河川ランキング ・・・・・・P8

同時発表記者クラブ

北海道:北海道開発記者クラブ、北海道建設記者会

東 北:宮城県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会

関 東:竹芝記者クラブ、横浜海事記者クラブ、神奈川建設記者会、茨城県政記者クラブ、栃木県政記者クラブ、刀水クラブ、埼玉県政記者クラブ、千葉県政記者クラブ、都庁記者クラブ、神奈川県政記者クラブ、山梨県政記者クラブ

北 陸:新潟県政記者クラブ、新潟新県政記者クラブ、富山県政記者クラブ、石川県庁記者クラブ、福島県政記者クラブ、長野市役所記者クラブ

中 部:中部地方整備局記者クラブ、愛知県政記者クラブ、静岡県政記者クラブ、岐阜県政記者クラブ、三重県政記者クラブ、飯田市記者クラブ、駒ヶ根市記者クラブ、伊那市記者クラブ

近 畿:近畿建設記者クラブ、大手前記者クラブ

中 国:合同庁舎記者クラブ、鳥取県政記者クラブ、島根県政記者会、岡山県政記者クラブ、広島県政記者クラブ、山口県政記者クラブ、山口県政記者会、山口県政滝町クラブ、中国地方建設記者クラブ

四 国:高松市経済記者クラブ

九 州:国土交通省九州記者会、建設専門記者クラブ、直方記者クラブ、大分県政記者クラブ、佐伯記者クラブ、延岡市役所記者クラブ、宮崎県政記者クラブ、鹿屋市政記者クラブ、川内記者クラブ、えびの市政記者クラブ、八代記者クラブ、熊本県政記者クラブ、久留米市役所記者クラブ、日田市役所記者クラブ、佐賀県政記者クラブ、諫早市記者クラブ


問い合わせ先
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 電話03-5253-8111
夜間直通03-5253-8447



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