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河川局

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記者発表

3-5 水源地の広報(情報の共有化)



     上下流交流や流域経営を推進するうえで、水源地の現状や魅力等についての情報と、下流及び流域外の住民に関する情報の情報交換が円滑に行われ、連携意識の向上が図られるよう、利水事業者等とも連携し、ハード、ソフトの情報基盤の整備が必要である。

     1) インターネット等多様なメディアの活用を通じた情報交換の促進

       幅広く情報を提供するため、新聞等のあらゆるメディアを活用して情報の発信を行うとともに、わかりやすい情報を提供するため、画像情報等の発信が可能な情報基盤を整備することが必要である。

       さらに、建設省荒川下流工事事務所の作成した「AIR RIVER ARAKAWA」のようにインターネットのホームページ上に、ダム水源地に関する情報を掲載するほか、自由に書き込みができる掲示板などを設けることにより、水源地から下流地域及び他の流域への情報提供だけでなく、双方向の情報交換を行うことにより、流域の人々の理解を深めることが必要である。

     2) ダム水源地の教育カリキュラムへの位置づけ

       ダム周辺は一般に自然が豊かに存在していることから、自然とのつきあい方を学ぶ環境教育の場としてダム貯水池や周辺の森林などを活用することが可能である。このため、必要な施設や環境教育プログラムの整備が必要である。

       また、社会経済活動に不可欠なダムや水源地の重要性や役割について、学校の教育課程へ位置づけることが必要である。

     3) 流域経営推進功労者の表彰(森と湖に親しむ旬間に表彰)

       流域経営や共同体活動などの推進に功労のあった人を表彰し、広く顕彰していくことが必要である。

     4) 流域圏博物館の整備

       地方公共団体等関係機関と連携し、ダム貯水池の機能や水源地の自然、流域の文化などを総合的に、保存・展示・教育し、流域住民が交流できる施設の新たな整備、既設ダム資料館の拡充や類似施設との総合化が必要である。


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