ホーム >> 政策・仕事  >> 河川トップ  >> 審議会等  >> 過去情報

河川局

審議会等の情報
河川審議会について


川に学ぶ小委員会報告について

平 成 10年 7月 1日
建設省河川局河川環境課




1) 河川審議会 川に学ぶ小委員会(委員長:杉山惠一静岡大学教授)は、平成9年8月20日から平成10年6月9日まで5回に及ぶ審議を踏まえ、このたび、小委員会報告をとりまとめた。
2) 小委員会では、映画監督やシンガーソングライターなど文化的な分野で活動されている方々、人の精神的分野を研究対象とされている研究者、生態学・社会学・河川工学などの研究者、自然保護活動家、環境教育を研究・実践されている方々など多彩な人材で構成され、活発な議論が展開された。
3) 議論の過程で、川を活かした環境教育は、いわゆる″教育″ではなく近づく・感じるといった広い意味であり、″川に学ぶ″姿勢を重視し、委員会名称を『環境教育小委員』から『川に学ぶ小委員会』に変更するなど大きな変化もあった。
4) 『報告』の骨子は以下のとおり。
  • 文明のあり方にまで遡り、物質的基盤に依存した現文明の限界を認識し、その観点で河川整備についても反省。

  • 河川の恩恵として治水、利水のみならず、人の心性を育む恩恵の重要性を指摘し環境教育の意義と環境教育における河川の有効性を確認。

  • 河川管理者のみによる河川管理の限界を指摘し、利用者、住民・コミュニティ、河川管理者、地方公共団体など各主体の役割と行動を具体的に指摘。

  • 日常的な河川管理、洪水時等の危機管理ではコミュニティとの連携も指摘。

  • また、川に学ぶ社会の実現のため、文部省、環境庁など関係省庁との理念の共有と連携の必要性を指摘。


┌───────────────────────────┐ 
│       川に学ぶ小委員会報告の構成       ├┐
└┬──────────────────────────┘│
 └───────────────────────────┘


 


 

「川に学ぶ」社会をめざして報告
 

問い合わせ先 建設省 河川局 河川環境課
 建設専門官    足立 敏之(TEL:03-3580-4311(ex3332))
 課長補佐     光成 政和(   〃      (ex3335))
 河川環境調整係長 佐藤  徹(   〃      (ex3345))




Copyright© 2007 MLIT Japan. All Rights Reserved.

国土交通省 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3

アクセス・地図(代表電話)03-5253-8111