アユの一生
私たちアユは、サケの仲間です。
分布の中心は日本ですが、東アジア(朝鮮半島、中国大陸)にも、私たちの仲間がたくさん生活しています。
私たちは、流線型の美しい魚で、日本人にもっとも愛されている魚であると自負しています。全長が20〜30cmぐらいで、淡水魚の中では大きいほうです。スイカのような香りがするという人もいます。水がきれいで、川底に水苔(みずこけ)がいっぱいある川が大好きです。
私たちは、たった1年という短い一生のうちに、海と川を行き来する魚で、約半分ずつを海と川で生活しています。
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海で育った稚アユの集団が、川を目指して元気良くのぼります。 |
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若アユは、石についた水苔を食べながら、どんどん大きくなります。 水面下では、餌場をめぐる“なわばり”争いが繰り広げられます。 |
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親アユは、早瀬の砂利の中に、集団で卵を産みます。 産んだ後、親アユの短い命は終わります。 2週間ぐらいで卵からアユの赤ちゃんが生まれて、海に流されていきます。 |
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アユの子供は、海で約半年間も動物プランクトンを食べて成長します。海の波打ち際のような浅い所に生活していることがわかったのは、ごく最近のことです。 |
(参考文献)
- 高橋勇夫・東健作(2006):ここまでわかったアユの本 変化する川と鮎 天然アユはどこにいる pp265【築地書館株式会社】
- 高橋勇夫(2005):四万十川のアユを支える河口域(四万十川流域を科学する) 27(1) pp18-23【海洋と生物】
- 西田陸(1989):アユ、川那部浩哉・水野信彦、日本の淡水魚 pp66-79【山と渓谷社】



