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尻別川
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地域と尻別川
尻別川は羊蹄山の湧水などが集まり、水質はきわめて良好です。京極町には羊蹄山の湧水を利用した「ふきだし公園」があり、環境省の名水100選に認定される等、全国的にも有名な観光地として、注目を集めています。
羊蹄山の湧水や良好な水質を保持している尻別川は、流域を代表するらんこし米や馬鈴薯、アスパラ等の農作物が育ち、日本海沿岸のサクラマスの種苗河川であることやアユ・カワヤツメの内水面漁業が営まれていることで、地域の産業経済を潤しています。
流域を代表するブランド米 「らんこし米」
河川空間の利用
尻別川の高水敷は蘭越町の「ランラン公園」や倶知安町の「尻別川リバーパーク」等がパークゴルフ等のスポーツや河川敷の散策、河川で行われるイベントの会場として利用され、地域住民の健康増進と世代間や他市町村との交流が図られる場となっています。
また、流域では清流である尻別川を舞台としたラフティングやカヌー、アユ釣りなどのアウトドアスポーツが盛況であり、雄大な自然を資源とした観光産業においても大きなウェイトを占めています。
ランラン公園で開催される「蘭越せせらぎまつり」
ラフティングやカヌーの利用状況
ランラン公園「桜づつみ」
ランラン公園の整備とあわせて、隣接する河川堤防約1.2㎞にわたり、「桜づつみ」を整備しました。毎年5月初旬の開花時期には、桜のきれいなピンク色と羊蹄山やニセコ連山の残雪が相まった北国の美しい風景に出会うことができます。
ランラン公園「桜づつみ」
ランラン公園「桜づつみ」
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