水管理・国土保全

  

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馬淵川の自然環境

"馬淵川は山地河川に属し、下流域には沖積平野が広がっています。
水環境としては、かんがい用水のために流量が減少する時期があり、水質は基準値以下で推移しています。
 流域内には、景勝地が点在し、生物相が豊かです。"



○馬淵川の地形・地質
馬淵川流域の上流部は、概ね山地河川に属し、山地面積は全流域面積の約93%を占め、また下流部は、八戸市及びその近郊農村を形成する沖積平野が広がっています。
 流域の地質は、本川上流部の古生層及び上流安比川流域の第3紀火山噴出岩の分布を除くと、ほとんどが第4紀火山噴出岩となっています。


○馬淵川の流量・水質
流量は冬季が少なく、また、春から夏にかけては水田への用水のため流量は減少します。
 水質は平成1427年の尻内橋地点において、BOD75%値が1.31.1mg/L(基準値2.0mg/L以下)であり、環境基準値以下にあります。



○馬淵川の自然環境
馬淵川の流域には、二戸市の折爪馬仙峡に代表される景勝地が点在し、川下りで川面から眺めれば、カワセミが飛び、サギの大群に出会うこともできます。
 また、生態系の頂点に君臨する猛禽類が生息し、生物相が豊かであることも伺えます。
 南部町(旧名川町)では、サケの遡上の季節になればヤナ場が設置され、川の豊かな恵みを感じる風景に出会うことができます。


馬仙狭





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