水管理・国土保全

  

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那珂川の歴史

那珂川の歴史と特徴

自然河川の形態が長く続き、洪水が起きてもその被害を逃れるため人々は川の近くの高台に住んでいたが、近年の都市化により、川近くの低地にも住むようになり、洪水被害を受けるようになった。





特有の歴史、先人の知恵の活用

那珂川は自然豊かで表情豊かな河川です。那珂川の氾濫した洪水は周辺の土地を浸水させ大きな被害をもたらしましたが、一方で洪水の去った後には洪水の残していった土砂の堆積等により、豊富な農作物が収穫でき農業が発展してきました。
 そのため、人々は洪水の被害から逃れるため周辺の高台に住み、難を逃れて生活して来ましたが、水戸市・ひたちなか市では開発が進むなかで、川の近くの低地にも生活の場が広がるようになり、近年の洪水では大きな浸水被害を受けることになりました。
  ①昭和61年8月台風第10号 浸水区域面積14,653ha 浸水被害戸数7,679戸

  ②平成10年8月台風第4号 浸水区域面積516ha 浸水被害戸数811戸
(茨城県区間の集計、栃木県区間は不明)



 現在では、昭和61年洪水を機に築堤事業等の整備が進められ、浸水範囲は年々減少してきています。


平成27年度撮影





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