水管理・国土保全

  

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地域と神通川

地域社会とのつながり
河川の利用
神通川の源流は、岐阜県の川上(かおれ)岳(標高1,626m)までさかのぼり、上流の岐阜県側では「宮川」と呼ばれ、富山・岐阜県境の猪谷付近で「高原川」と合流し「神通川」となり、日本海へ流れます。富山県を流れる川では最大の川です。
 神通川上流域は、神通峡県定公園に指定され、神通川第二ダム上流部は、国体会場にもなった富山県営漕艇場として整備されている他、神通川第三ダム周辺は「御前山神通峡ふるさと歩道」が設けられており、自然が豊かでスポーツ・レクリエーション等、観光の名所にもなっています。


富山県営漕艇場


西派川・水辺プラザ

河川空間の利用
そのほかにも、全国でも唯一の河川敷の一部を滑走路として利用した空港(富山きときと空港)が設置されており、市街地に近い空港としてとても便利な空の玄関口として利用されています。また、初夏に賑わうアユ釣りが神通川の風物詩となっています。


富山きときと空港


鮎釣りを楽しむ人々

人と河川のふれあい
富山市街地が近接する神通川には、神通川緑地等の公園や運動場が整備されています。さらに、広大な河川敷や堤防道路を活かし、神通川緑地公園を拠点とした「健康ウォーク」や、夏場の河原での花火大会、神通川マラソン等の大規模なイベントが毎年行われております。また、富山市街地を流れる松川では、屋形舟が名物とされており、いたち川と松川の桜並木が身近に楽しめる憩いの場として親しまれています。桜の咲く時期には富山さくらまつり(チンドンコンクール)が開催され、多くの人々が訪れています。
 河口付近には、富山港があり、富山市域の工業の中心地となっています。


花火大会


神通川河川敷での健康ウォーク



環境学習

神通川では、沿川の小中学校の協力で、簡易水質調査(水生生物調査)を実施し、水質を評価しています。参加者自らが神通川にふれ、状況を知ることにより水環境の保全に関する関心が高まり、河川愛護の意識向上につながっています。


水生生物調査


小学校への出前講座





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