水管理・国土保全

  

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九頭竜川の自然環境

豊かな動植物

上流域には、イワナ、アマゴ、ニジマス、アユ、アブラハヤ、アジメドジョウ、カジカなどが生息しており、中流域には、フナヤツメ、カワヤツメ、アユ、タビラ、ヤリタナゴ、ニゴイ、カマツカ、シマドジョウ、ヨシノボリ、カマキリ、カジカなどが生息しています。カマキリは福井では「アラレガコ」と呼ばれ、九頭竜川中流域の代表種であり、カジカ科に属する頭の大きいハゼに似た底生魚です。九頭竜川の大野市花房町から福井市舟橋新までの区間は「アラレガコの生息地」として天然記念物の指定を受けています。

下流域には、カワヤツメ、ナマズ、ニゴイ、ヒガイなどのほか、ボラ、スズキ、ヌマガレイ、コノシロなどの汽水性の魚類がみられ種類も豊富です。

このように多くの動植物も豊かな九頭竜川の恩恵を受けて生命を育んでいます。


アラレガコ




日野川水防災・湿地創出事業

平成27年、越前市でのコウノトリ放鳥が契機となり、県知事や流域自治体の要望も受けて、日野川の片粕・久喜津・朝宮の3地区において、流下能力不足を解消するための河道掘削(水防災)に合わせて、コウノトリをシンボルとした多様な生物の生息・成育の場の創出(湿地創出)も目的とした、 『日野川水防災・湿地創出事業』を進める事となりました。

従来の河道掘削形状を変更し、洪水を流すためだけの河川改修ではなく、コウノトリを始めとする水辺の様々な生き物も共生できるような河川改修を目指します。 



湿地創出のイメージ


整備横断イメージ




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