水管理・国土保全

  

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地域と遠賀川

川渡り神幸祭

遠賀川流域はもともと水にまつわる祭が多いことで知られています。

支川彦山川では、「川渡り神幸祭」が毎年5月に開催されています。この祭りは、福岡県の無形民俗文化財に指定され約400年の歴史を持ち、彦山川を渡る勇壮なものであります。山車や御輿のひき手の張り上げる掛け声があたりに響き渡り、山車に付けられたバレンの赤や黄、紫などの鮮やかな色彩が水に映える様を見ようと大勢の見物客が詰めかけます。


神幸祭




献鮭祭

遠賀川上流部の嘉穂町には、全国で唯一、鮭の名がつく「鮭神社」があります。古来より遡上した鮭は神の使いとして言い伝えられており、遡上した鮭を鮭神社に奉納する「献鮭祭(けんけいさい)」が毎年12月に開催されています。近年では遠賀川のシンボルとして鮭を呼び戻すために、稚魚の放流を行う等の市民活動が盛んになっています。


鮭神社




直方チューリップフェア

最近では川をきれいにするとともに、より楽しい空間にしようということで市民活動が盛んになっています。

直方市の高水敷にあるリバーサイドパークでは、多目的水上ステージ、芝生広場等が河川公園として整備され、様々な催しが行われるなど市民の憩いの場として活用されています。なかでも、河川敷の環境美化を目的として平成9年より開催されている「のおがたチューリップフェア」は、毎年約35万本のチューリップが植えられ、県内外より約50万人が訪れる地域の一大イベントとなっています。

近年流域には、活力あるまちづくりを目指す多くの住民団体が、河川清掃をはじめ、自然体験、環境教育及び実践、シンポジウム、イベント等、川を軸とした様々な活動を展開しています。


チューリップフェア





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