松浦川の本格的な治水事業は、昭和23年7月洪水、同年9月洪水を契機に、
昭和24年から中小河川改修事業として、松浦橋地点における計画高水流量を2,100m3/sとし、唐津市山本から河口までの区間及び徳須恵川の唐津市石志から合流点までの区間について、築堤、護岸等の整備を実施しました。
さらに、昭和28年6月洪水による未曾有の災害を受け、昭和36年より直轄事業として松浦橋地点における計画高水流量を2,700m3/sとした改修計画に改訂し、築堤、護岸整備、橋梁架け替えを実施するとともに、河道掘削及びそれに伴う塩水遡上による塩害防止を目的とする松浦大堰の建設に着手し、昭和49年に完成しました。