本明川上流部には、「大雄寺の五百羅漢」で知られる景勝地の富川渓谷があり、四季それぞれの味わいを持つ渓谷は、自然探勝や行楽に訪れる人々の憩いの場となっています。
中流部における特殊堤区間の水辺には河川公園や遊歩道が整備され、沿川住民にとって憩いの場、安らぎの場であるとともに、散策や水遊び、釣り、各種イベント(諫早・川まつり、魚のつかみどり大会等)に利用され、親しまれています。支川半造川の上流部には、河川と隣接して長崎県総合運動公園があり、河畔が散策やジョギング等に利用されているほか、スポーツやレクリエーションを目的とした人々が県内各地から集まってきています。
また、本明川下流部の仲沖地区には、諫早小学校があり、平成9 年度には中央ふれあい広場が、平成11 年度には桜づつみが整備され、堤防天端はサイクリングロードとして利用されるなど、市民の憩いの場として利用されています。
諫早湾干拓事業により出現した広大な自然干陸地では、フラワーゾーンが整備され地域住民が主体となって菜の花やコスモスを植栽しており、開花の時期には県内外から多くの見物客が訪れています。