水管理・国土保全

  

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地域と本明川

地域に根強い本明川
本明川における河川利用
本明川上流部には、「大雄寺の五百羅漢」で知られる景勝地の富川渓谷があり、四季それぞれの味わいを持つ渓谷は、自然探勝や行楽に訪れる人々の憩いの場となっています。

中流部における特殊堤区間の水辺には河川公園や遊歩道が整備され、沿川住民にとって憩いの場、安らぎの場であるとともに、散策や水遊び、釣り、各種イベント(諫早・川まつり、魚のつかみどり大会等)に利用され、親しまれています。支川半造川の上流部には、河川と隣接して長崎県総合運動公園があり、河畔が散策やジョギング等に利用されているほか、スポーツやレクリエーションを目的とした人々が県内各地から集まってきています。

また、本明川下流部の仲沖地区には、諫早小学校があり、平成9 年度には中央ふれあい広場が、平成11 年度には桜づつみが整備され、堤防天端はサイクリングロードとして利用されるなど、市民の憩いの場として利用されています。

諫早湾干拓事業により出現した広大な自然干陸地では、フラワーゾーンが整備され地域住民が主体となって菜の花やコスモスを植栽しており、開花の時期には県内外から多くの見物客が訪れています。


魚のつかみどり大会


自然干陸地フラワーゾーン



地域住民との連携

本明川は諫早市街地を流れ、諫早市民の憩いの場として親しまれています。
特に毎年7月25日には、昭和32年7月25日の諫早大水害を次世代へ継承するため、各所で慰霊祭や、本明川河川敷では「万灯川まつり」が行われ、多くの市民が集まります。

地域活動についても盛んに行われており、本明川流域で活動する団体は27団体(平成26 年時点)に及び、各団体がお互いの情報を交換し、交流や連携を深め、その活動の輪が広がることを目的とした取り組みも行われています。
また、地域との防災・減災に向けた活動にも盛んに取り組んでおり、昭和32年の諫早大水害の記憶を語り継ぐ活動や、沿川の自治会や小学校と連携した防災マップづくりや防災教育など幅広く取り組んでいます。


万灯川まつり


本明川交流会



天満・永昌地区かわまちづくり

諫早市の中心市街部に位置する天満・永昌地区は、沿川住民の憩い、安らぎの場であるとともに、散策や水遊びなどの日常的な利用、諫早市で開催される万灯川祭りなどのイベントに利用され、多くの人々に親しまれています。このため、諫早市が進めている周辺のまちづくりの取り組みに合わせて、安全で安心して利用できる水辺の憩い・散策空間を創出し、河川利用者の安全性の向上を図ることを目的として、管理用通路及び管理用階段、護岸等の整備を行っています。


天満・永昌地区の管理用通路





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