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道路行政の評価
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交通安全事業(取り組みと評価)
交通安全対策の事例
交通事故状況の分析
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交通安全対策の取り組みとその評価
ここでは交通安全対策の事例として、
交差点を対象とした例
(熊本市迎町2丁目交差点)と正面衝突事故が多数発生していた
単路部分を対象とした例
(京都市閑寺車路部)をご紹介します。
交差点を対象とした対策事例
(熊本市迎町2丁目交差点)
要因分析を実施した結果・・・・・・・・・・・・・・・・
要因分析
迎町2丁目交差点は国道3号と主要地方道、市道が交差する変形交差点です。交差点の面積が広く、停止線の位置が遠く離れているため、交差点内で車がスピードを出しすぎたり、線形が悪いために車の進行方向がわかりにくく、右折時事故や横断中の自転車との事故が多発していました。また夜間は交差点内が暗いため視認性が悪いことも事故発生要因の一つでした。
対策の実施
ア)右折時事故、横断歩道上の事故の対策
・
交通島の設置、横断歩道・停止線の移設
(交差点内のスピードの抑制)
・
国道3号のカラー舗装
(走行車線の明確化)
イ)夜間におきる事故の対策
・
道路照明の増設
(夜間の視認性向上)
対策前
対策後
対策前
対策後
対策の効果・・・・・・・・・・・・・・・・
・昼の事故が3分の2、夜の事故が10分の1まで減少しました。
・右左折時の事故が3分の1に減少しました
【対策の効果】
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単路部分を対象とした対策事例
(京都市清閑寺車路部)
要因分析を実施した結果・・・・・・・・・・・・・・・・
要因分析
清閑寺の単路部は国道1号の単路部の高架道路であり、本線はカーブ区間でかつ下り勾配となっている。事故はスピードオーバーによる追突事故および正面衝突事故が多発していました。
対策の実施
ア)追突事故の対策
・
減速路面表示の設置
(高速走行の抑止)
イ)正面衝突事故の対策
・
簡易中央帯(ブロック、ポストコーン)設置
(対向車線へのはみ出し防止)
対策前
対策後
対策前
対策後
対策の効果・・・・・・・・・・・・・・・・
・衝突事故が半減しました
・正面衝突が無くなりました
【対策の効果】
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