道路整備についてはネットワーク戦略が必要。この戦略が物流にも観光にも活かされてくる。
　国、県、市町村、地域ブロックそれぞれのネットワーク戦略を組み、それを有機的にリンクさせる必要がある。リダンダンシーの確保も重要。道路はあるのが当たり前と考えるのではなく、重要な社会基盤であるとの認識を持って、戦略的に整備していく必要がある。管理者間の関係を総合的に見直して効率的に行う必要がある。
　誰のためというのではなく、みんなのための道路であるので、説明責任を果たし、社会の全体の中でちゃんと位置づけていくべき。
　橋梁などの構造物の長寿命化が今後重要になってくる。そうすることによって新設と既設のバランスをとって効率的な整備が可能となる。
　道路幅員や歩道など市町村道でも安全が確保される道路構造が必要。
　中国地方では、山陰道の整備を早急に行って欲しい。