・道路特定財源をしっかりと道路整備に充当すべき。道路整備は十分なレベルには達していない。

・トラックドライバーの労働環境が改善されるような道路整備が必要。会社側の従業員教育などのソフト対策と、国側のハード対策がセットで効果を発揮する。例えば、東京から秋田まで輸送コストを抑えるため一般道を走れば、法律上、１台に２名乗車することが必要。高速道路料金の引き下げが不可欠。また、急カーブや急勾配が残る一般道を長時間走ることにより、事故の危険性が増加する。線形改良が必要。

・一般道路の環境を改善するためにも、高速道路料金を下げ、トラックを高速道路に誘導すべき。秋田市内はスーパーが多いため値下げ競争が激しく、現行料金の下での高速利用は困難。

・自転車の車道走行が原則であることをもっと周知すべき。併せて、自転車走行空間の整備を進めるべき。

・山形・鶴岡・酒田・大館・鹿角・青森等の市場への物流のためにも、日沿道の早期整備を図るべき。海外から輸入している海産物を成田空港から運ぶ際にも、日沿道を利用すれば時間短縮が見込まれる。夜、成田空港に到着する貨物を市場の開始までに輸送するためのスケジュールは大変タイトなものとなっており、この時間短縮の影響は非常に大きい。

・秋田北ＩＣと秋田港を連絡する道路を早期に整備すべき。道路管理者と港湾関係機関の一層の連携が必要。