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氏 名所 属
青沼 正男 (社)和歌山県トラック協会 青年協議会 会長

■ご意見の内容

○ 和歌山県トラック協会の立場で、利便性の観点から県内で必要と考える道路としては、紀南方面でいえば、地震や津波といった災害が起きても国道42号の代替道路として利用できる幹線道路であり、具体的には、時間短縮が可能であり利用頻度も高い国道424号、311号、168号がもう少しきれいな線形で大型車でも通行できる道幅で整備を進めていただきたい。

○ 紀北地域でいえば、国道24号で一部渋滞するので京奈和自動車道の早期整備をお願いしたい。

○ 和歌山市内でいえば、国道26号についてバイパス整備がされているが、紀の国大橋を超えて南進する場合に、途中で24号へ右折するよりもまっすぐに中心市街地であるぶらくり丁を通過して塩屋街道へ向かう車が多い。この区間というのは、生活道路として地域に密着していて、例えば、児童の通学路であったり、夜間に泥酔した方が横断していることがある。バイパス整備が進むにつれて、大型車などの交通がこの道路に増えることが予測できるので、その場合の安全対策のようなことをするべきではないかと考えている。よって、生活道路と産業道路といった道路の性格を切り分けた計画を行って欲しい。

○ その他、高速道路でいえば、ETCレーンの複数設置、例えば、大型車専用、普通乗用車といったように車種別でレーンを切り分けて欲しい。これは、大型車は料金所で減速したあとの加速に時間がかかるので、料金所を通過したあとに後方車との事故になる危険があるためである。

○ 3月の引っ越しシーズンに集中して、道路工事による車線規制をしているところが多い。到着時間が読めなくて困っている。工事が一時期に集中しないように計画的な整備をお願いしたい。

○ 国道のいくつかにパーキングが設置されているが、トイレの数が圧倒的に少ない。運転者のためにパーキング自体をもう少し設置して頂きたいし、あわせてパーキングに簡易トイレを是非設置していただきたい。

○ 道路特定財源の一般財源化については、必要な道路整備をしていただいて、暫定税率を下げてもらって、その他の分野で軽油やガソリンを使用しているところからも、一律の負担をしていただけるならば、一般財源化していただいてもいいと考えている。