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氏 名所 属
青木 暢之 中国新聞社 常務取締役・備後本社代表

■ご意見の内容

1.道路整備を進めるためには、優先順位の付け方と必要性について市民への説明をキチンと行うことが大切である。
2.中国地方全体を見渡したときには、道路整備の現状はまだまだ十分でないように思われる。特に山陰側については高規格幹線道路の整備が進んでいない。広島県についても、岡山県側で整備された道路が県境を境に急に狭くなったり、山口県と比較した場合においても劣っており、道路整備が遅れている感じがする。
3.備後都市圏は人口70万人の大きな都市圏である。今後更なる拡大を行うとしても、圏域内の道路がネットワーク化されていない状況ではどうしようもない。現状においても、神辺と福山市中心部は南北のつながりが弱い状況となっている。
4.中山間地域の道路整備は、縦の路線はあっても横の路線がないとか、またその逆であったり、ネットワーク化されていない。地域間格差を解消するためにもネットワークを視野に入れた整備のあり方が望まれている。
5.農免道や林道等との整合性をとるべく、省庁間の連携を行うことも必要ではないか。
6.道路から船、船から道路といった港湾・空港との連携や、産業とジョイントした道路整備を考えることも必要ではないか。