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氏 名所 属
阿野 史子 道守長崎会議 事務局長

■ご意見の内容

【道路政策に関して】
 ・道路整備やその整備優先度について、費用対効果で判断するのは問題がある。
  地方に住んでいる方が病気になったとき等を考えると、緊急輸送道路は必要であり、費用対効果の議論は道路整備にはなじまない。
 ・これまでは、道路植栽帯における除草や剪定については、業者がおこなっていたが、これらの日常管理は道守等のボランティアが行い、その分の費用を道路整備にあててはどうか。
【無駄と感じること】
 ・道路の植栽帯に低木を植えると、根元付近の隠れた部分にゴミを捨てる人が出てくる。
  植栽帯は地域の団体や自治体等に任せ、トマトやお花を植えるとその地区の特徴も出てくる。
  花を植えているところには、人はゴミは捨てない。
 ・長崎市や九州電力等では、ボランティア団体に対し、無料で花等の苗を提供しており、道路管理者(国土交通省)は、そういった情報を収集し、ボランティアの方に情報提供してほしい。
【重点化について】
 ・第一に緊急輸送道路や危機管理上必要な道路の整備を優先整備すべき。
 ・第二に地域の農産品を消費地へ送る高規格道路や産業を支援する道路について整備
【特に留意すべき点】
 ・以前は道路の問い合わせを行うと、色々とたらい回しにあっていたが、最近は「道の相談室」により、こういった事がなくなった。しかし、この「道の相談室」の存在を知らない人がたくさんいる。こうした事など、もっと道に関する広報が必要。