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氏 名所 属
明石 博義 福岡県観光連盟 会長
(西日本鉄道(株) 取締役会長)

■ご意見の内容

・これまでの道路政策に関する改善点
 ○ 九経連(交通委員長)としての立場でみると、将来は道州制として、九州が一体となって発展していくことが示されないといけない。(域内の人、物の流れをネットワークとしてつなぐ。産業の活性化として、高速ネットワークで空港・港湾等と人が集まるところとを結ぶ。)
 ○地方の経済が中央に依存することから離れ、均衡ある発展、それぞれが独立して発展していくためには道路が必要。
 ○「道路と空港・港湾」、「道路と道路」の連携があっていいのでは?もう少し整備すればいいのに、そのために渋滞が発生する。(最近は、良くなってきてると思うが。) 
 ○道路景観はあまり良くない。そんなにお金をかける必要はないが、走っていて美しく、楽しく感じるような道路をつくる視点が必要なのでは?(カナダに行ったときに道路の上りと下りに段差があって、綺麗な風景がよく見えた。)
 ○市街地の電柱等は、やはり地下に入れるべきでは?(天神地区などはかなり綺麗になってきたが、少し離れると電柱が邪魔に感じることがある。)
 ○都心の渋滞は、バスの定時制を確保するために何か良い方法はないか?バス事業者として、都市高利用ルートは定時制が確保され、効率もよく、距離短縮よりも自動車専用道路による時間短縮効果の方がメリットが大きい。(都市高から降りてくるところが混雑したり、入口の容量が少ないように思える。また、ハーフランプ(例:呉服町をイメージ)は利用しづらい。)

・道路に関して無駄と感じる点
 ○ネットワークとして整備されず、短区間で道路が整備されているところがある。全体の構想を明らかにし、優先順位をつけて集中的にすべきではないか?