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氏 名所 属
青山 茂 (株)シード 取締役副社長

■ご意見の内容

・東部・伊豆は道路が不足しており特定財源はまだ必要である。

・1例として、東部にあるがんセンターを中心に高度医療のネットワークを考えても、そこへのアクセス道路が未整備。地域を活性化する上でも、整備を進めていく必要がある。

・伊豆地域は観光資源を豊富に持っているが、活用する方法も考え直す必要がある。

・ITSの協議会でも渋滞が問題になっている。観光における料金が高いのは企業努力が必要ではあるが、観光客が他の観光地へ流れるのもアクセス道路の不足が原因の1つであると思う。道路整備により通過交通が増える様に思われるが、単純ではなく、交流交通と考えるべき。半島である以上高規格道路は防災上も必要であると考えている。

・東部の道路には歩道がなく、あっても連続性がない。今後は高齢化が進み、観光で成り立っている当地域ではシニアがターゲットとなる。旅行業者やモニターアンケートでもウォーキングに人気があり、街中を安全に歩くための歩道が必要となる。今後必要とされるニーズを的確に捉えて道路整備を進める必要がある。

・地域再生とは地域独自の魅力を再構築することになるが、インフラが無くては人が来られない。質・ボリュームともに整備する必要がまだある。

・一般国道1号二日町交差点で国道136号への右折車線が2車線になったことで運転者のストレスは大分減ったと思う。ただ、先日海外のお客を修善寺まで送った際には地域の道路についてかなり不評であった。

・ムダというか、歩道の防草対策として安易に舗装をするのではなく、地区の景観に配慮した構造、例えばインターロッキング等とするのが、良いのでは?

・都市計画の概念がはっきりとしていなかったために今に至ると思われる、地方では地域施策を広域でとらえることが困難なため、国としてイニシアティブをとってあげることが良いと思う。

・特定財源の一般財源への編入について、特定財源は受益者負担で使用目的がはっきりしている。暫定税率のままで一般財源化することは納税者の理解が得られないと思う。一般財源化するのであれば税率を下げるべき。

・一部の整備された地域の意見で地方を同じ尺度で見られては困る。報道も、生活者の視点から問題を見て欲しい。