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氏 名所 属
安藤 孝 三八五交通(株) 代表取締役社長

■ご意見の内容

◆今後の道路政策における効率化のポイント
・幅広く地域住民の声を聞き、重点的に優先順位を決めて道路整備を進めてもらいたい。
○人の交流
○物流
○観光地のアクセス
◆今後の取り組む道路政策の優先度
・優先度の高低はその地域の人が不便と考えるか、又、効率良く利用されるかという需要の見通しにかかっていると思います。特に人口20万人以上の青森・八戸間が100kmで2時間以上もかかる。人の交流又物流面から考えても、八戸港は東南アジア、アメリカへの海上コンテナ基地でありながら、充分にその役割を果たしているとは言えない。最重要、優先道路として一日も早い完成を望む。
◆その他
1.道路政策に関する改善点
・政治力に左右されない道路整備を実行してもらいたい。例えば本四架橋が何故三本も必要なのか、その前に遅れている東北・北海道の幹線(高速道)の整備が先ではなかったのか!物流面から考えて、東北・北海道は首都圏への食料供給基地であり今後益々その重要性が高まってくると考えられます。時間短縮、コスト削減の面からも遅れている高速道へのアクセス道路の優先整備を希望します。
2.道路に関して感じる無駄
・国交省が進める道路行政と農水省が管轄する道路(農道)を一本化した方が良い、金の無駄遣い。国、県、市町村道の建設についても無駄を廃除すべき。何らかの統合調整が必要ではないか。
3.幅広く意見を聞く上での留意点
・道路建設に当たって、コスト削減の意味からも公平・厳正な競争原理を働かせ、談合事件等国民に不信を与えない施策を実行すべきである。
4.その他意見
・せっかく完成供用されている高速道路が必ずしも効率よく利用されていない。その理由は利用料金の高さにあるといっても過言ではない。中途半端な民営化により、利用料金はさほど下がっていない。もう一度本格的な完全民営化にすべきと考える。
・現在供用開始された高速道(自動車専用道路を含む)でも市町村合併等を受け、中核医療機関へのアクセスを考えた、インターチェンジの見直しも必要と思います。
・道路特定財源の見直しと一般財源化について、受益者負担の原則から、道路整備以外の目的に使用すべきではない、必要がなくなった時は税を軽減すべきである。