○　無駄な道路を造っていないかというチェックをしっかり行い、その過程を国民に示すことが重要。

○　地方から道路整備の要望があるのは理解するが、ニーズや整備の必要性を客観的に判断する、しっかりとしたモノサシが必要。

○　コスト削減は必要だが、安全性の確保が大前提。品質を確保した上で、コスト削減を進めるべき。良い工事をして、長く使う、ライフサイクルコストを考えるという視点が重要。

○　将来の国家構造を考えたインフラ整備が必要。例えば、首都高速道路は、東京オリンピックのために急いで整備したが、現在の道路交通量に対応できず渋滞が慢性化しているし、幅員が狭いなど構造的にも問題がある。将来のことを考えて、より規格の高いものを整備すべきであった事例だと考える。

○　首都圏では、高速道路へのアクセスが悪く、三環状道路は整備すべきだと考える。

○　歩行者に優しい道路の整備を優先的に進めるべき。

○　道路特定財源を一般化するのであれば、税率を下げるのが正論。税率を下げずに一般財源化するよりも、高速道路料金の引き下げなど、道路関連に使う方が理解できる。