○　道路事業について、世の中から十分に理解されていないように思われる。利害関係者だけでなく、老若男女を問わず、もっと大々的にアピールし、関心を高める仕掛けを考えるべきである。

○　また、普段は声が聞こえにくい方達の意見についても、今後どのように拾い上げていくのかが課題である。今回のアンケートについても、ＰＲが足りないのではないか。

○　高速道路等のハード面の疲労を心配している。各地で地震が頻発している。もし首都圏で地震が発生すれば、高速や地下鉄等で大きな混乱が予期される。不測の事態に備えるため、ソフト面を含めた事前の安全対策と周知が大事と感じる。地震が発生してから対応するのでは遅い。

○　ＥＴＣに関しては、持つ者と持たない者との間で公平性が欠けているように感じる。

○　道路は生活に欠かせない大事なインフラであり、皆が気持ちよく利用するためにお金をかけることは必要と思う。高速道路会社に民営化されてから、ＳＡ・ＰＡ（特にトイレ）が綺麗に整備されるようになった。突き詰めれば、そういった付加価値を高めるサービスに関するノウハウの醸成や、取組みが求められている。「高い料金を支払うことがいやではない」「それも料金のうち」と思わせる仕掛けを考えることも大事である。

○　道路の整備時期などの目標については、ある程度達成可能な目標を担保した方が良いと思う。

○　道路局だけではなく、輸送手段を統括する官庁として、国土交通省全体の連携が必要と感じる。今は、それぞれの部署が個別に動いている印象を受ける。