閉じる
氏 名所 属
馬場 柳太郎 岩内商工会議所 会頭

■ご意見の内容

○都心と地方の格差の広がりが大きい。 地方が育成した人材が、東京で仕事をして東京に税金を納めている。岩内だけでなく北海道全体が格差をつけられてしまった。

○人材が仕事を求めて中央に出ていくことは仕方がないとしても、そのかわり、財源なり道路整備なりで格差是正に向けての動きを地方に振り向けて欲しいものだ。

○景気が回復に向かって国の税収が予想以上に増えてきているが、一部(15〜20%)、是非それを北海道を含め、不況地方にまわして欲しい。

○229号の防災事業は、豊浜トンネル崩落後以来、急速に大きく進展した。

○岩内港が今ひとつ伸びないのは、道路、特に高速道路との接続がないからだ。泊原子力発電所の避難路としての機能と併せ、岩内共和道路の必要性は高く、事業の実施スピードを上げてほしい。

○R5稲穂峠は地方のボトルネックである。トラックが事故を起こして道路を塞ぐと帰って来ることが出来ない。代替路がもう一つ欲しい。

○救急搬送は小樽・札幌方面が多い。大都市では命が助かり、地方では助からないというのはおかしな話だ。救急搬送路の整備が必要だ。

○229号は危険というイメージがまだ少し残っているのではないか。観光の寄与という意味で、弁慶トンネルの完成を機に、国、自治体、民間の力を結集して、音頭を取って、安全になったことを北海道・全国にPRするべきである。

○道路特定財源の目的外使用はおかしい話である。税率を下げる等、燃料代の値下げ等に反映するべきだ。又、広義の交通機関に使用すべきである。