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氏 名所 属
畠中 洋行 NPO高知市民会議 事務局長

■ご意見の内容

・ 昨年も高知県から説明を受けてヒアリングに答えたが道路の到達点が見えない。
拠点と拠点(都市や地域)を結ぶ道路整備のあり方、まちなかの道路整備のあり方、中山間地の道路整備のあり方、それぞれにコンセプトは異なると思うが、どのあたりをめざしているのかが分らない

・ 区画整理事業において区画道路の幅員を6メートルとしているが、接道規定は4メートルである。日本におけるヒューマンスケールから適切な住宅地空間を構成する道路のあり方を考えると、4〜5mで十分ではないか。歩行者や日常の暮しを大切にできる道路整備のあり方を考えて欲しい。

・ 高知市は、コンパクトなまち と思っているが、公共交通との連携や利用促進をもっと考慮するべきではないか。既存の道路(南北方向の市道)を路面電車軌道に置き換えるくらい大胆なまちづくりを考え、公共交通支援・施設整備のために道路整備費用を回す事も考えていく必要があるのではないか。

・ 中山間部では人口が減少しているなか、道路整備はどこまで行うのか。
災害時や緊急時などはヘリコプターなどの手段も考えられるのではないか。一律に道路整備で対応することを考えるのではなく、地域のニーズに適切に応えられるような取組みを組合わせて考えていくべきではないか。