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氏 名所 属
原口 泉 鹿児島大学 法文学部 教授

■ご意見の内容

【これまでの道路政策に関する改善点】
  ・ネットワークが不十分な所に道路は必要。
  ・道路整備において、環境整備・生態系の保全は必要。 
  ・地震時に高速道路は通行止めとなるため一般国道の整備は必要。
【今後の道路政策について効率化を重視すべき点】
  ・高速道路のSA機能が地元と分離しているためうまく機能していない。
  例えば富士川SAでは一般道からの出入りが可能となっておりSAと地元がうまく機能していた。
  ・空港だけの整備ではなく、アクセス道路の整備をしっかり行って欲しい。
  ・災害時等に1つの交通機関が機能しなくなっても対応できるように、陸・海・空の交通ネットワークを考慮して整備して欲しい。
  ・一般国道より立派な農免道路があるのに他の道路とのネットワークが機能していない。
  ・農免道路には標識が少なく非常に危ない。道路行政の一本化が必要である。
【今後の道路政策で優先度が高いもしくは低いと考えている点】 
  ・東九州自動車道の整備は、道路政策の重点化・効率化を考えるうえで優先的に実施する必要あり。

【その他】
 ・空港は各県に必ず1つ必要ではない。今、地方空港の維持が難しくなっている。