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氏 名所 属
濱田 雄一郎 薩摩金山蔵(濱田酒造(株) 代表取締役社長)

■ご意見の内容

・道路には生活道路と産業道路と2つのタイプがある。
・生活道路は生活を充実させるための道路であり、収入がないと生活できない。収入をあげるのが産業道路だ。
・産業が貨幣経済化しないといけない。都会ではできていてそれは3次産業でできているからだ。1,2次産業ではできていない。
・酒造業は1.5次産業で地域の農産業と一体化している。地域と一体化している産業と理解してもらうため薩摩金山蔵を見学してもらっている。どういう工程で製造されるのか見てもらいたい。
・そういう意味でも薩摩金山蔵は公共性が高いと思うが、案内板を標識等に入れたり立て看板はだめだと言われる。全国一律の規則で規制するのはおかしい。地域興しの事業などは設置できるようにしてほしい。
・産業道路としての役割は地域の活性化のための道路である。そのため案内がわかりやすい道路であるべき。道路案内板はわかりにくい。道路案内板でまともに目的地へ行ったことがない。
・ハードを整備してもそれを使うためのソフトを充実させることが必要。
・公と民の区分をやめることが重要。住民だと公で消費者だと民という意識があるが、同じ国民である。
・南九州西回り自動車道が薩摩川内都まで開通したら串木野への立ち寄りが少なくなった。それは案内の情報が少ないからだ。
・学校等の案内はきちんとされているが、その校区の人はみんな学校の場所は知っている。それに対して観光地への案内が不十分である。
・無駄な工事として道路の同じ箇所を掘り返しているが、それは縦割り行政の弊害だ。ちいさな町役場でも課が違うということで同じ所を掘り返している。横のつながりが重要である。
・排水性舗装は安全に役立っている。
・制限速度を上げられないのか。西回り自動車道は70km/h制限であるが、だれも守っていない。制限速度をあげて安全性など問題があるところは別だが、きちんと整備されたところは上げるべきだ。