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氏 名所 属
橋爪 紳也 大阪市立大学 都市研究プラザ 教授

■ご意見の内容

○道 路 政 策 の 現 状
【改善点】
・改善点
 ・沿道の市街地との一体的な計画・整備
 ・広場的な機能の街路、歩行者の導線を考えた歩道形状など、従来とは違った考え方の道路整備
 ・通過交通の排除とコミュニティ単位の計画
・その理由
 ・道路をつくることは街をつくるという発想が必要。
 ・規格によらない、人が過ごす空間・時間を念頭に置いた設計が街の賑わいを創出する。

○今 後 の 道 路 政 策
【何を重点とするべきか】
・重点項目
 ・コミュニティのある人中心の街路
・その理由
 ・都心部の再生

【優先度の高い道路施策】
 ・通過交通を排除する環状道路
 ・人がたまる広場的な機能の街路
 ・道の両側をつなぐ施策(道路の地下化、人工地盤)
 ・自転車対策
・その理由
 ・美観とともに街路で過ごす時間が大事で、街の賑わいを生む。

○道路政策全般に対するご意見、ご要望
 ・愛される道路、わが町のシンボルロードを作っていく事業も必要
  ※例えば平城京や旧街道筋など、場所によっては歴史的な街路の景観復原も必要。
  古道や由緒ある路地など歴史的に意義のある場所や文化的景観を保つ場所では、景観の復原的な整備ともに、ミュージアムや展示館等の施設整備により、街路や沿道一体をミュージアム化する発想も必要。
 ・イベント時に最も魅力的となるデザイン
 ・コミュニティの中にある街路の工夫(クルドサック、石畳など)