・館山自動車道の全線開通により、東京都心から南房総地域まで高速道路ネットワークがつながることで、房総地域への利便性・アクセス性が向上し、産業、経済、観光の更なる活性化が期待される。

・北千葉道路は、我が国最大の国際拠点空港であり、かつ首都圏の国際線基幹空港である成田国際空港とアクセスする重要な路線であり、早期の整備が必要。

・道路特定財源制度については、使途等が不明瞭なため一般の方から見ると不信感がある。その不信感を払拭するためにも積極的な情報公開が必要である。

・「道路特定財源の見直しに関する具体策」に記されている「現行の暫定税率を維持する。また、毎年度予算で道路歳出を上回る税収は一般財源とする。」では、実質の増税に値する。それでは、国民から理解が得られるものではない。

・道路特定財源が議論されるなか、必要な道路を適正な価格で整備していくことが必要。

・今後は、老朽化していくインフラを維持していく必要もあり、そのための財源も必要となる。

・既存の高速道路ネットワークを有効活用していく上で、単一路線毎ではなく、高速道路ネットワーク全体の料金体系について検討していく必要がある。

・道路整備については、大規模なバイパス計画だけでなく、交差点における右折・左折レーンの設置及びバスベイの設置など、低コストで早期に効果発現する対策の実施も必要。

・第二東京湾岸道路は、湾岸地域の渋滞緩和に寄与し、また、環境にもよい影響を与えることから早期の整備を望む。

・内房地域の道路整備が進む一方で、外房地域の交通量が増加していることから、外房地域へのアクセス改善などの道路整備が必要。

・国道１６号の柏市及び八千代市勝田台地区の交通渋滞が激しく、信号現示の改善等を含め、検討していく必要がある。

・道路の整備にあたっては、景観や環境に十分配慮し整備していくことが必要であり、また、新設道路の建設により生態系が壊れないようにしていくことが重要である。